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消費税の引き上げ率と上昇率をごったにしているれいわ新選組・渡辺てる子

少し前ですが、消費税の増税に伴いTwitterでこんなツイートが話題になっていました。

 

 

この人がそのようなことを言った元はこのツイートに書かれている松尾貴史「違和感のススメ」からだと思います。

 

 

他にも同じことようなを言っている人がいました。これは8%から見た感覚で8%から10%への増税に伴う負担が25%分に感じるということだと思います。

 

 

 

その最初に上げたツイートのどこがおかしいのかと言いますと消費税(8%から10%へ引き上げた2%を8%の8で割った割合〈計算で表すと2÷8=0.25〉)の上昇率(率の引上げ幅を率で表現した、割合同士の変化率)25%で比較していることです。あくまで今回の増税に伴う消費税率は2%の上乗せです(消費税率が上がるのは2%、消費税の引き上げ率は2%)。それに他のところからの引用ですが、こういうことでもあります。

 

単純に物価を増税前、108(税抜き100)とすると増税後は110。価格上昇率は2/108=1.85%でしょ。最低賃金の引き上げ率は2.84%で、しかも家賃や医療費には消費税はかからないから同等に比較するのはおかしいが、こんな計算してるから派遣切りされちゃうんじゃないか・・・。そしてこれにいいねが5000以上つく恐怖!!日本の算数教育の闇を感じます。この人が国会議員になっていたら大変なことだった。

 

www.landerblue.co.jp

 


確かに最低賃金が上がったけど、その分増税していたから大して上がった気がしない、あまり上がった実感がないというのは本当だと思っていますが、このような間違った上昇率の比較の仕方や税率の引き上げ率で印象操作するのは悪質だと思います。それにこれが6000以上のいいねと4500以上のリツイートがつくとは恐ろしいです。義務教育で算数・数学をしっかりと教えこむ必要があると感じました。

 

 

こちらにも投稿しました。

 

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