戦前の日本には朝鮮人でも選挙権があった
タイトル通りです。
戦前の歴史、朝鮮半島の統治についてはいろいろと議論されいますが、ここでは教科書に書かれていなく、評論本にもあまり書かれていない朝鮮人への参政権について少し書いてみようと思います。
先に簡単にまとめると
・(内地に居れば)朝鮮人でも選挙権や被選挙権(参政権)はあった
・ハングルでも投票できた
・朝鮮人国会議員も存在していた
これに詳しく書かれています。
これは、戦前の私の父の選挙ポスターだが、ハングルのルビがあるのは、朝鮮人有権者のためであり、他の候補も同様なポスターを作った。当時内地にいる朝鮮人、台湾人は日本人同等な選挙権、被選挙権があり、ハングルでも投票できた。朴春琴という国会議員もいた。韓国人はこの事実を知ろうとしない。 pic.twitter.com/SFPdNTyazH
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) October 31, 2018
当時、朝鮮人(と台湾人)は日本人と同じく日本国民でした。ですから当然、日本人と同じ権利が与えられるわけです。ただ選挙権は内地でしたかありませんでした。だから外地(朝鮮半島や台湾)では朝鮮人や台湾人だけでなく、日本人ですら選挙権がありませんでした。また一部の場所ではハングルでも投票できました。
朝鮮人国会議員(衆議院、貴族院それぞれ)もいました。
日本の朝鮮半島統治は今でいうところのアメリカ準州に近いイメージなのではないかと思います。
確かに朝鮮半島は植民地だったかもしれませんが、内地に入れば朝鮮人にも参政権(選挙権)があったということは被征服民でも国の議員を選べただけじゃなくて、民意を代弁できたということになるのではないのでしょうか。そう考えると日本の朝鮮半島統治は今でいうところのアメリカ準州に近いイメージなのではないかと思います。
以上。
おまけ
魚拓:
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